江工会関東支部とは

ダイヤモンド富士平成22年元旦
ダイヤモンド富士平成22年元旦

 

 江工会関東支部は、記録としては昭和54年11月23日、「関東地方支部会」として総会が、小石川後楽園かん徳亭で開催された。会長山本俊彦(木工16)、副会長:安田光勝(建築26)、顧問:橋本清春(建築16)、事務局幹事:島田和司(建築22)、原田光政(建築32)の構成であった。
しかし、総会はこの時期に前後して数回開かれてから自然消滅の形となった。

 開校60周年を翌年に控えた平成5年10月、「昭和32年卒の同期会」、原田光政(建築32)、笠井二三夫(化学32)、が中核となり支部活動の準備を開始し、平成6年1月13日、熱海において新年会とゴルフコンペを計画したところ、関東地区在住の江工会の有志(40代から60代)が20名参加し、盛大な懇親会を持つことが出来た。


 平成6年現在、関東地区在住の江工会会員数は、全国会員数の一割に当たる1,000名近い、建築卒272名、木工卒59名、機械卒315名、化学卒148名、電気卒206名の内訳となる。年齢構成では40代から50代の社会人ベテラン層が6割以上を占めていた。
そこで、新たなる幹事の選出は32年卒を先頭に、2-3年の年齢差を設けると共に、卒業学科を横断する構成とし、各幹事の会員への働きかけが横広がりとなり会員全体に投網を掛けられるよう総勢14名としまし、幹事候補全員の快い承諾を得、平成6年3月4日幹事会の初会合を開いた。

 再生江工会関東支部の役員構成は以下のとおりであった。

支部長:原田光政(建築32)、  副支部長:椎木一輝(機械32)、藤井清栄(建築35)
幹事長:笠井二三夫(化学32)、  副幹事長:小田原実(建築33)
幹事:中村和美(化学33)、島田清夫(機械34)、盆子原侑三(化学43)、福間敏彦(木工35)、佐々木富雄(電気36)、森山征夫(機械37)、勝田友治(電気38)、塚本清(建築40)
監査:半田公三(建築32)
顧問:橋本清春(建築16)、木下 公(機械22)、安田光勝(建築26)

 幹事会では支部総会を平成6年7月31日に開催することを決定し、数回の会合を経て総会の議事内容及び支部会則案作成懇親会の内容を詰めた。

これらの協議の中で支部活動は「何を」「どのように」行えば会員の継続的な指示が得られるかについて活発な議論が交わされた。厳しい経済情勢の中、企業は差別化による生き残りを目指して新たなる技術開発や商品化が求められ、その発想の源泉に異業種との交流などが推奨されている。

このような折、我々には、既に、江工出身者として多業種にわたって多くの専門技術者で構成されている「江工会」は宝の山でありながら、情報不足、動機付け不足からその活用が十分になされていない事を強く認識し、この具体的改善策を支部活動の目標とすることとした。
従って、再生支部活動の主たる目的を「より一層会員相互の交流を図り、親睦と研鑽を深め、会員自らの資質の向上に寄与すると共に、江工会本部活動と連携して母校の発展を助成する」と定めた。

 当面の活動方針は次の三項とし平成6年7月31日の支部総会において了承された。

1.関東支部総会は定例とし、毎年開催する。
2.関東支部会員名簿を発刊し、有志会員の情報提供として利用できる広告欄を設ける。
3.会員相互の交流を活性化するため、趣味を通じた懇親会を計画する。

以上が、平成6年の再生江工会関東支部発足の由来と経過である。


関東支部総会(再生江工会関東支部発足以来)

平成6年7月31日、半蔵門会館にて、約140名の参加者

平成7年4月15日、 半蔵門会館にて、約60名の参加




関東支部会員数:

関東支部会員は約1000名
案内送付者数は約500名
会費納入者は約260名
総会出席者は約90名

 

平成11年の再生江工関東支部当時の情報

関東支部平成11年の記録.pdf
PDFファイル 1.1 MB