四月から19年ぶりに高専が開校 「神山まるごと高専」、徳島県の山間部のチャレンジ

 2023年2月21日、東京新聞朝刊に掲載された記事の要約です。

 

 母校の今後の指針で参考になる点があると思いますので、ご一読ください。

 

 今年四月、国内19年ぶりに高専が開校

神山まるごと高専

 

 徳島県の神山町、徳島市から車で一時間弱の山間に位置し、人口は約5千人。

 IT企業の誘致や移住促進への取り組みで全国的に知られています。

 一学年40人の5年制で計200人が在学予定。

 

 高専の校舎は、町内産の杉で新校舎。町立中の旧校舎を改造した寮も近くに立つ。

 神山町に拠点を持つ名刺管理サービス「Sansan」(東京)創業社長の寺田親弘(ちかひろ)さんが運営法人の理事長を務め、衣料通販サイト「ZOZOTOWN」の技術責任者だった大蔵峰樹(おおくらみねき)さんが校長に就く。

 

 校長の大蔵さんは以下の方針や利点を強調:

◆ 大学受験を意識せず十代半ばから深く学べて、教育内容の自由度も高い。

他分野を理解する子供を育てるには高専がベスト。

 

◆ 情報技術に加え、デザインと起業家精神もカリキュラムの柱に据えた。

デザインではウエブや映像などを幅広く扱い、起業家精神ではリーダーシップやコミュニケーションを学ぶ。

 

◆ 日本にはビジョンは語るが物をつくれない人や、物は作れるが言われたことだけをやる人が多い。また顧客の需要に応えるにはデザインの力も必要。技術、デザイン、起業家精神を全て兼ね備えた人が出てくれば世界で戦える。

 

◆ 年200万円の学費は協力企業からの拠出金を運用する仕組みで

実質無償化を目指す。ソフトバンクや富士通などが手を挙げ、学生は各社と共同研究や新事業の企画を行う。

 

◆ 卒業生の進路は就職や大学への編入がともに3割、企業が4割と想定。

 

◆ 起業家育成は重要な目標だが、既存企業の変革も望んでいるという。

例えば入社してその会社の問題点を把握し、経営陣にプレゼンして改革する。

日本社会を変えるには会社の中で新しいことをやるのも必要。そういう力のある人材も育てたい。

 

◆ 高専は神山町の課題解決にも取り組む。

神山でできることは他の地域でも実施可能で、ロールモデルのなりうる。

 

いかがですか?